世田谷・祖師ヶ谷大蔵の教室 日常の食卓

調理時間:1時間(ねかせ半日~)

お正月明け、お鏡餅をいただく鏡開きの頃は、小豆のつやつやの新豆が出まわります。
皮が気にならなくなるまで、ゆっくり火にかけます。鏡開きの日にこだわらず、ひと手間かけられる時にのんびり作ってみてください。

材料(3人分)

小豆(有れば新豆)
250g
茹でこぼし用の水
適量
☆上白糖(普通のお砂糖)
60g
☆ザラメ糖
30g
☆きび砂糖
30g
小さじ1/3
煮立て用の水
適量
お好みの量

作り方

1.小豆を軽く水洗いする
【あく抜き:ゆでこぼし】
鍋に小豆を入れ、かぶる量の水(写真)を注ぎ中火にかける
沸騰したら、ザルにあけゆでこぼす
再び小豆、水を沸騰させゆでこぼす
ゆでこぼしを三回繰り返す

2.ゆでこぼしの様子①
沸騰したら、火を止める

3.ゆでこぼしの様子②
ザルにあけ、水を入れ替える

4.【煮る】
再び小豆とかぶる量の水を加えて中火にかける
沸騰したら、蓋して弱火で20分煮る(水面がコトコト沸く火加減)
小豆が茹で湯から頭を出していたら、少し足し水する
煮上がりは味見して確認する(ほんの少し粒感が残る程度まで煮る)

5.【3種類の砂糖】
左から:きび砂糖>上白糖>ザラメ糖
お好みの配合で☆上白糖を1種類だけでもよい(甘さ強めになります)

6.砂糖を二回に分けて加える
塩と半量の砂糖を加えて8分煮る
次に残りの砂糖を加えて8分煮る
粗熱がとれたら、蓋して半日~1日ねかす(寒い部屋か冷蔵庫へ)

7.しっかり温めたぜんざいに、餅を加えて2~3分煮る。火を止めて、そのまま2~3分蒸らしてお椀に注ぐ

コツ・ポイント

・煮るときは、優しい火加減で。目が離せず、難しいですが、小豆の割れが少なく食感を楽しめます
・材料の「☆」糖類はお好みの配合で毎年楽しんでください
・餅のデンプンが溶け出し、だんだんとろみが強くなります。水を足しながらお召し上がりください。