イタリア料理留学中に出会った、各地のマンマの味を写真付きレシピでご紹介します。
日本で南イタリアの味、そしてイタリアらしいサービスを全面に出してイタリアを直球ストレートに味わえる麹町の「エリオ・ロカンダイタリアーナ」オーナーのエリオさんは、イタリアと日本の架け橋として尽力されていて、まさにイタリア料理界のゴッドファーザー的存在。
いつもイタリア人でにぎわう店内はこの日も、某有名ブランドの要人や大使館関係者でいっぱいでした。
かといって、気取った店ではなく、かたくなにオルサラ家の家庭の味を伝えつづけるお店はアットホーム。
賑やかで楽しい雰囲気と美味しいイタリア家庭料理を味わいたくて私も何度も訪れています。(大事な話をひそひそと、、はかき消されます:笑)
こちらのオーナーのエリオさんは、私がいつも一緒にオンラインレッスンをしているアニータさんの弟さんです。
「いつもお姉ちゃんがお世話になってるから~」ということでご招待いただき、エリオさんとランチしてきました。
わ~、、ゴッドファーザーとランチなんて緊張~と思いながら出かけたものの、
アペリティーボをいただいたらすっかりリラックス(笑)
遠慮せずに、がんがん食べて、ワインもグラスがどんどん空いて、どんどんついでいただきました。
驚かれたかも??
こんな感じで、どんどんワインを飲ませていただいて、美味しいものをたっぷりいただいてまいりました♪
最初にファットリアBIO(エリオさんが持つ北海道のチーズ工房)のリコッタとサラミをいただいた後は、カラブリアといえばコレ
ナスのピッティセッレですが、かすかに辛くて美味しい!なるほど~、、アレが入っているんですね!
アニータさんちで教わっった時には入っていませんでしたが、なるほどお店ではまたひとひねり。
外側カリッと中はふわっと美味しいです。
プンタレッラにフィノッキオ、ラディッキオのサラダをケッパーとアンチョビソースであえたサラダの上にはボッコンチーニが2個ものっています。
途中、エリオさんの仲良しの某ファッションブランドのイタリア人が一人でランチに訪れたので、それは寂しいでしょ、ということで個室へ移動してそちらで一緒に3人で(笑)ランチ。福岡の美味しくて柔らかいイカとフィノッキオのパスタに、
チーズの中であえてくれた古代小麦のパスタにはカリカリのグアンチャーレがアクセント。
ワインは、カラブリアはコセンツァあたりの土着品種、マリオッコ。そして、真ん中のワインはマリアニコと書かれていますが、その名の通り、マリオッコとアリアニコを使ったワイン。
美味しいワインを作っているアグリツーリズモなども教えていただき、ここに行ったらいいよ~、、などカラブリアの情報もいろいろ入手しましたが、飲んだのであまり覚えていないほんとに相変わらずダメな私。
カリッとやけたカチョカヴァッロにはアニータさん自家製のミエーレ・ディ・フィーキがそえられます。
「今月のレッスンではカラブリア料理を作るんですよ」、と言うと、「美味しいカチョカバッロをみんなに食べさせてあげて!」とこのチーズのすごく大きなものヤ、ンドウイヤなどいろいろいただきましたので、そんなわけで、もともと盛りだくさんだった11月のカラブリアレッスンはさらに盛りだくさんに!!!!
アニータさんのッミエーレ・ディ・フィーキを添えてお出しします!もう祭りだわ!!
ビッグランチはまだ続きます。
ドルチェには京都の栗で作ったモンブラン♬
そして、小菓子たちと一緒にフィノッキオのリキュールなどなど。
ふわ~、、、すっごく幸せなランチでした♪ 温かく迎えていただき、日本にいながらにしてカラブリアホスピタリティをいっぱいに感じた一日でした。
最近、アニータさんから田舎のマンマ的な贈り物がどっさり届いたりとオルサラ一ファミリーの一員になったようです。親しくなれば家族のように接してくれるのがカラブリア人。
教室にご参加のみなさまも、今月は南イタリアの家族からの贈り物をいただくような感じでご参加くださいね。
お待ちしております。
エリオさんのお姉さん、アニータさんの住むカラブリアとダイレクトにつないだオンラインレッスンも募集中です。次回はクリスマスのお菓子とピッツアと手打ちパスタと盛りだくさん!オンラインでもイタリア女性のパッションとカラブリアホスピタリティが全開です。