味付けに出汁や清酒・味醂などを使うレシピを見掛けますが素材味を大切にする料理屋では使いません。
そもそも清酒を入れるのは日持ちを良くするためで味とは無関係ですね♪
イクラは生物ですので1週間くらいで食べきれる量を購入するのがお勧めです。
【2】
50℃程度の湯に筋子を漬けると、卵を覆っている薄皮が熱で縮み、ほぐしやすくなります。
魚卵の熱凝固温度が58度~なので、手を入れられない程の高温度(58度以上)の湯を使うと風味が落ちますので注意ください。
【4】
バトミントンのラケットに円を描くように筋子を軽く押し付け、下の水を張ったボールにバラした卵を落とします。
②の湯温が低いと上手くバラせません、バラしづらいと感じたら湯温を上げて②をやり直すと良いでしょう。
魚卵の熱凝固温度が58度~なので、バラす時の湯温は、調理者が火傷しない範囲の高温∴50℃迄と覚えるといいでしょう。
調味料が砂糖と醤油のみですので、後から味を変えることが出来ません。調味料は必ず重量から算出し、味付けは一発で決めます。
のじ たかふみ:和食教室NOJI(東京都 世田谷区 船橋)
食糧学院栄養科卒。栄養士免許と調理師免許を持ち、和食を中心とした数々の店で10年ほど修業。 老舗料亭の店長…(全て読む)
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