【市民大学シュトーレンの試作をしました】ドレスデン風シュトーレン

2020.11.22sun.

12月の市民大学は恒例のシュトーレン作り。
毎年とても楽しみにして下さっている方がたくさんいらっしゃる大人気レッスンなんです。

ですからね、それはもう力が入るわけですよ。
毎年同じでいいです～♪
って言って下さるけれど、いいえ、いけません。
もっと良くならなくてはダメなんです。

そこで調査開始。
もっといいものをご提供できる自信がありますので、いろいろ考えて探して試作してみました。


ドレスデン風シュトーレン
本場ドイツのドレスデンの伝統的レシピが紹介されていました。

1/3サイズで試作、キリストのおくるみに見えませんか？
誕生を祝う風景を演出してみました。

ふんわり系のパンに近いシュトーレンです。
今までのザクザク系とは全然違います。

今年は「うめはらミックスフルーツ」は使わず。
レーズンとピール類に洋酒をプラス（グランマルニエは私のオリジナル）、欠かせないのはやっぱりホールアーモンド。


発酵バターとマジパンは例年通り。
超リッチな生地へ超リッチな具材を混ぜ込みます。

すべて手ごねで。
さあ、こんなすごい生地をどうやってこねていくのでしょうか。
それはレッスンでのお楽しみ♡

成型は独特です。
手成型で。

発酵菓子だからイーストが入ってて、発酵もさせるし、少しだけど発酵してくれます。
パンなんだな～って思う。


「ドレスデン・シュトーレン」とは、ザクセン州ドレスデンを本場とし、伝統的なレシピと基準を守り、きちんと認定された職人だけが作るシュトーレンのこと。
それ以外は「ドレスデン・シュトーレン」と名乗ってはいけないという厳しいルールがあるそうです。


なので、紹介されていたレシピと作り方で作ったとしても、日本人の私が日本で作ったものは「ドレスデン風シュトーレン」になるわけです。
大規模講座で作るには色々な配慮が必要ですから、それを配慮し、ちょっと変更して作りますね。

「風」に作りましょう。

とても素敵なシュトーレンです♡

　
【市民大学講座について】

10年以上続けてきました市民大学は12月で一旦区切りを付けます。
コロナ禍の中、ご参加下さった受講者の皆さまには感謝いたします。
本当にありがとうございます。

コロナの第3波が来ています。
この先不安にかられながら講座をおこなっていくことは正しいとは思えず、皆さまが安心して受講できるようになるまで待とうと思うのです。

最終レッスンである12月、水曜・木曜クラスはシュトーレンレッスンをお楽しみいただきます。
極上の本格シュトーレンをご一緒に作ります。
どうぞお楽しみに。
皆さまの思い出に残る素敵なレッスンになりますよう、心を込めてお教えいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。






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