イタリア料理留学中に出会った、各地のマンマの味を写真付きレシピでご紹介します。
2週間ほど旅に出ておりました。まずはフランスのリヨンに3泊ほど。娘が今、リヨンの語学学校へ行っているので、ちゃんとやってるか覗きに行くという名目で美味しいものを食べてまいりました。 1ヵ月の短期留学なのに親が来ちゃうって邪魔ですよね~。 でも大丈夫。私はどこでも一人で勝手に楽しく過ごせるのでお邪魔しないはず? 午前中は一人でぶらぶら観光をして、娘の学校が終わったら一緒にランチをするだけで、夕方には娘はホームステイ先に帰って夕ご飯。私は一人で好きに過ごします。 リヨン、美味しかった! フランスは6回目で、パリとランスとニースへ行ったことがありますが、リヨンは初めて。 フランスもイタリアと同じく、町によって街並みは異なり、郷土料理も色々あって楽しめました。 <リヨン1日目> ターキッシュ航空でイスタンブール乗り換えしたら、朝9時半にはリヨン=サンテグジュペリ空港に到着。 ローヌエクスプレスという空港とパールデュー駅を結ぶシャトルがあるので30分で市内まで快適に移動できます。 朝10時半にパールデュー駅近くにあるホテルに到着してしまったけど、フロントの人が部屋を入れ替えてくれてチェックインさせてくれました。優しい。 娘は2食付きのホームステイをしているので、私は別のミニキッチン付きのアパートホテルに3泊します。 お部屋に入ることが出来たので、シャワーを浴びてさっぱり♬ バスに乗ってベルクール広場へ行ってみます。Googl先生がいればどこでも簡単にバス停も時刻表も出してくれるなんて、すごい世の中になったものです。 ベルクール広場。こちらで娘と待ち合わせ。わー!久しぶり~ってほどでもなく、10日ぶり(笑)ごめんね、母、すぐに来ちゃった。 旧市街の可愛い通りにあるリヨンの伝統料理が食べられるブションを探しますが、どこもいっぱい。 カウンターなら空いてるよ、と入れてくれたのががこちら。Brasserie Le Nordブラッスリー・ル・ノールポールボキューズが最初に開いたお店だそうです。今では市内に何店舗もあり、星付きの本店は少し離れた場所にあります。リヨン名物いっただきまーす❤ リヨン名物、カワカマスのクネル、オマール海老のソースで。クネルはふわふわ。そしてバターライスを入れていただきます。 シエコの魚料理は、なんとかのパヴェ。石畳のようなモザイク仕立ての料理が出てくるのでは?なんて話していたら、 魚の上にパヴェ?風にお野菜がのっていました。フランス料理はどんなのが出てくるか想像つきませんが、美味しかったです。 デザートかチーズを選びますが、サンマルスランチーズで〆。 家族のお誕生日をお祝いしているテーブルにお店からのサプライズがあったり、家庭的で素敵なお店でした。シエコ曰く、他のブションより1皿がだいたい5ユーロほどお高めだそうですが、他より美味しいそう。通常はお昼はパン(美味しいパンだけどね)をかじって、たまにガレットやブションで食べるくらいのシエコですが、母が来たから好きなものを好きなだけ食べる3日間に。 美味しかったです♬ 食後はリヨンと言えばのポールボキューズ市場へGo!クオリティの高いお店しか入っていないので、どこで何を買っても間違いないそうです。並んでいるものも確かに美味しそう! チーズ美味しそうなのがいっぱい!片っ端から食べたい!!しかし、今日はもうお腹いっぱい。しかも、夜はシエコのステイ先のお夕食にお招きいただいているのでチーズは買いません。 名物のパテアンクルートも美味しそうなものがずらり。 細いタイプもあるのね~。1本まるごと恵方巻みたいに食べたい! 上質なキャビアも。ブリニとセットで売られています。これ買ってお部屋で食べるのもいいね~。 ケーキも美しいのが並んでいます。イタリアと違うね~ と思ったら、こんな素朴なイタリアのカーニバルのお菓子みたいなものもありました。でも、綺麗に整列して並べてあるから、ちょっと違うわね。どこの店もポールボキューズの息がかかってるっぽい。 市場のパティスリーで塩キャラメルのタルトを。うわっ!濃厚で美味しい!!! しかし、甘いし、大きくて食べきれず、半分は翌日の朝食にします。お腹すいている時に食べないとね。 写真にぼんやりと映っているおばちゃんに、シエコはフランス語が上手ね、と褒められていました。いつもと立場が逆転。お買い物もお店のオーダーも、なんでもシエコよろしくね~。 夜はトラムに乗って、シエコのステイ先へお邪魔しました。写真は撮っておりませんが、豚の網脂で巻いたお肉を焼いたものとグラタンドフィノワ、マーシュのサラダと一緒にいただきました。 食後には毎回チーズが3種類出て、パンとワインと楽しむのは前回のパリのステイ先と同じだそう。どこの家庭もきっとそうなのね。 チーズだけ写真を撮らせていただきました。サンマルスランとカマンベールと、もう1個なんだっけ、、忘れちゃいました。 プレートを真ん中に置いて、ナイフで自分で好きな量をカットしていただくんだそうです。シエコには毎晩のご飯が何だったのか聞いて、フランス人家庭の食卓を少し垣間見ることが出来たのも楽しかったです。ステイ先も素敵なご家族で、風邪気味の時には温かい療養食を作ってくれたり、本当に優しくしてもらってありがたいです。 唐揚げがお好きとの前情報で、唐揚げ粉と、有田焼の器に入った錦松梅をお土産に持っていってみましたが、器をとても喜んでくださいました。錦松梅って久しぶりに買ったけど、クリームチーズと混ぜたり、パスタにふったり、色々と洋風アレンジのレシピのリーフレットが用意されていました。 1日目終了。21時頃にトラムでホテルに戻って一人就寝。羽田を飛び立ってから長い1日だった~。