イラクサを摘んで、そして自給を考えた、のこと

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最終更新日:2020/8/7

チカップお米パン教室(秋田県秋田市)

添加物不使用オリジナル米粉パンと、ちょっぴりマクロ、ちょっぴり野草をわかりやすくお伝えします。

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イラクサを摘んで、そして自給を考えた、のこと
2021/10/31 1:44 UP

山の水汲み場に生えているイラクサ。

こちら秋田では、 ミヤマイラクサの事を「アイコ」と呼んで 春の山菜の女王として茎をいただく。

写真のイラクサは、ミヤマイラクサとは違い ここらでは、だれも取ったりしないはず。

小さなトゲが刺さってイラッとくるから イラクサとか。 漢字で書くと、刺草。
ヨーロッパではイラクサの一種をネトルと 言って、お茶やチンキにして 薬効の高いハーブとして利用している。
私もお茶にしてみたくて、葉っぱを少し いただいてきた。
気をつけて採るけど、やはり棘はささる。 蕁麻疹のようなボコボコができるけど すぐにおさまる。 よくわからないが、ヒスタミンの成分らしい。
どんな味なのか楽しみだ。

ちなみに、 イラクサ科の植物は、たくさんある。
当地だけでも、 ・ミヤマイラクサ ・イラクサ ・カラムシ ・ムカゴイラクサ ・ヤマトキホコリ(山菜のミズ) ・アオミズ  ・アカソ
を昔から自生している植物として、 見ることができる。
食べたり、繊維を使用したり、 ありがたい植物。
来年は、上のイラクサ科の葉っぱを 全てお茶にして、飲み比べてみたい、 という目標。
身近な植物を利用させてもらう、経験を積んでおくと、 何かあった時の自給のハードルを下げていく事 にもなる、と思っている。

自給を考える。 他国に依存しすぎて、 何かあった時は、すぐに供給がなくなるだろう 「生き残る術が少ない日本人」 脆弱な状況にいる事を自覚している人は まだまだ少ないように感じる。
私の野草活用や、米粉パン作りは、 根本がそこにあるので、 正直、流行りや、映えというものも 縁遠い。
ブームだからねぇ、と言われると、???となる。
米粉パンの話は、また別に。

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先生情報
長谷川 理乙

秋田大学卒。食品微生物学専攻。公立中学で10年教員。リマクッキングスクールでマクロビオティックを学ぶ。師範科修了。自然食料理教室主宰。一年間NHK秋田で料理コーナー担当。子育てを経て米粉パンに関心を持ち、独自に研究。わかりやすく、丁寧な教室をこころがけています。



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