フランスで修行したパティシエが教える少人数お菓子教室
昨日はイースターの日でしたね。
フランス語ではPâques (パック)と言います。
キリスト教の復活祭です。
フランス一年目では、働いていたお店でひたすら動物の形のチョコレートを作りました。
イースターに全然馴染みのない生活をそれまでしてきた私にとっては、何がなんだかわからない
小さいものから大きいものまで、動物のかたちをしたチョコレートを何個も作りながら「これ買う人いるのかな?」と思っていました。
イギリス人の夫と付き合うようになった初めてのイースターでは、スーパーで小さなウサギのチョコレートをたくさん買い、「エッグハントをしようよ!」とやり方を教えてくれました。
夫が家の中の様々な場所に隠し、私が見つける。
獲物に近づくと「hot」、離れると「cold」と教えてくれるのでした。
私はイギリスには住んだことがないので、イースターよりはパックという言葉の方が馴染みがあります。
最後に働いたケーキ屋さんでは「Pâte de Pâques 」を作っていました。
卵と挽肉をクロワッサンの生地で包んでオーブンで焼いていました。
挽肉はシェフが色んなハーブやスパイスをミックスしていたので、家庭の味なのでしょうか?
そのPâte de Pâques (パテドパック)。
今月の講座のプチグテのメニューです。
プチパティシエ講座、ディプロム講座では、フランスを感じるメニューをプチグテにお出ししています。
みなさん、写真を撮っていました
今年は娘とのエッグハントをまだしていないので、もう日にちが過ぎてしまいましたが、やろうと思います
大学卒業後、食品メーカーに就職。その後、都内有名イタリア料理店「アクアパッツァ」や洋菓子店に勤務。「ルコルドンブルー」にて製菓を一から学び直し、渡仏。パリ校を卒業後「ローランデュシェンヌ」や一つ星レストラン、シャンパーニュ地方の名店「ヴァンサンダレ」にて修行。4年半フランスに滞在し2017年9月に帰国。出産を経て2019年2月より都内や埼玉でお菓子教室を主宰しています。