JR・近鉄桑名駅から徒歩3分 フレンチ&イタリアンをベースにした少人数制料理教室&ワインのクラス
6月の料理教室は、旬の蛤を使ったレシピをご紹介。
「桑名の蛤とズッキーニのサラダ仕立て」
今年は6月に入ってとても暑い日が続いていたので、ひんやりと、そして蛤の旨味を
しっかりと味わえるジュレ仕立てに。
「味付けは極力控えめにして、蛤の風味を大切に」が、このレシピのポイントです。
メインは「豚肩ロース肉のポットロースト 色々夏野菜」
こちらもシンプルな味付けで、調味料は塩のみ。カラフルなミニトマトがいい仕事を
してくれます。ソースに隠れていますが、茄子、ズッキーニ、モロッコいんげん、
新じゃがが付け合わせ。
デザートは「スモモのプチケーキ」
スモモの酸味をアクセントにした簡単なケーキ。料理教室ではマフィン型を使って
プチケーキにしましたが、ワインのクラスではタルト型で大きく焼きました。
今月のワインは、蛤の旨味をひきたたせるものを…と考えてチョイス。
ワイン単体でも優しいフルーティーさが楽しめて、夏の昼飲みにお薦めな
感じです。
Crudo Bianco Catarratto Zibibbo 2023年/Mare Magnum
クルード ビアンコ カタラット ジビッボ /マーレ マンニュム
◆産地 イタリア・シチリア テッレ シチリアーネIGT
◆生産者 マーレ マンニュム
◆葡萄品種 カタラット75% ズィビッボ25% ブドウは全て有機栽培。
6月のテーブルは、実家の庭の紫陽花を添えて。
余談ですが、今年の蛤は例年に比べて身がぷっくりクリーミーなものが
多かったと思います。
桑名の蛤は、「入」の形で、縦に線が入っているのが特徴。
そして時々混じっている黒々とした貝殻は、その光沢から「油貝」と呼ばれる
…というのは、料亭のお姉さまからの受け売り。蛤がいる砂地の色も同じく
黒っぽい(砂出しする際に出てくる砂の色と同じ)なんですよね。
大手出版会社勤務を経て料理研究家に転身。大阪の有名調理師専門学校、パリのリッツで西洋料理を学ぶ。毎年フランス各地で郷土料理・家庭料理を学びレシピ開発に活かす。提案するレシピは、身近な素材を活かした「手軽に作れるおしゃれな料理、ワインが美味しく楽しめる料理」がコンセプト。
JSA認定ワインエキスパート・エクセレンス JSA認定SAKE DIPLOMA
日本ソムリエ協会三重支部役員