日々を書く

私の友人に
自他共に認めるナンセンスな友人がいる。
待ち合わせに現れると
この洋服どう？やっぱり変だよね？
そう囁いてくる

敬愛する「もたいまさこさん」が着たら
そのちぐはぐな柄物合わせも
ハイセンスになるけれど
彼女がやるとなんか違う

うん。今日も攻めすぎだね。
そう言うと
やっぱりね〜難しいね〜ケケケ
と、笑う。

一人暮らしの彼女の部屋も
とにかくちぐはぐ。
でも
敷き詰められた本棚に並んだ本たちは
自前の本と図書館の本でびっちり
どの本もハイセンスで
そのちぐはぐに
私はとてもあこがれちゃう。

教室を始めるにあたり
ブログを書き始めた頃
私の日々の暮らしを
知らない誰かが読んでくれることが
とても嬉しく
とても楽しかった
そして
いつも彼女が読むことを前提に書いていた

彼女はSNSなどやらない。
とてつもなく文才があるのに
私のナンセンスな暮らしなど
見たい人などいないでしょう。
と、ケケケと笑う。

教室繁栄のためとは言え、
SNSをやってると
これ何のためだっけなんて思うことがある。
初心の頃の書くことが楽しい気持ちが衰弱し
こうやって
すぐに更新を途切れさせることも多々。
そんな時必ず思い出すのは
今日の記事真骨頂だったね。ケケケ。
なんて
彼女からメール。
嬉しくなるあの気持ちを思い出し、
私はまた日々を書こうと思うのだ。


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