先日、株式会社スギヨさんの「香り箱」のイベントに行ってきました。香り箱はかに風味かまぼこです。 http://www.sugiyo.co.jp/products/archives/100/101/かにの形をした、もっともかにに近いかまぼこと言われているものです。 私も近くのスーパーで見たら「香り箱」はかまぼこのコーナーでなく、鮮魚売り場にありました。鮮魚と並んでいると、本物のカニと思ってしまいます この日のイベントには賛否両論の笠原シェフがスギヨの「カニカマ親善大使」という事で表彰されていました。 ご本人いわく、一番好きな食べ物は小さい頃からカニカマだったとか 1972年にかスギヨさんが世界で初めてカニカマを作ったそうです。歴史も40年になるんですね。カニカマが生まれたこの年に、笠原シェフも生まれたそうです。笠原シェフは、カニカマとは縁があったんだなと思ってしまいました。 私も小さい頃にカニカマが好きでした。亡き母がマヨネーズで和えたシーチキンとカニカマ、きゅうり、卵焼きを海苔巻きにしてくれたのが好きでした。 「香り箱」食べてみて、カニカマは進化したなと感心しました。作り方の工程もお聞きして、なるほど・・・よく考えられて作られていると実感。見た目、食感は本物のカニのよう、口の中でのほぐれ具合も本物みたいです。主な原料はすけそうたらのすり身、カニエキス、卵白だそうです。赤い色はパプリカ等の天然色素ということです。 親善大使の笠原シェフが「香り箱」を使って、2品デモストレーションをして下さいました。この日の翌日が節分だったので、恵方巻き と 鰯のつみれ〜香り箱のあんかけ をご紹介していただきました。 恵方巻きは香り箱、アボカド、卵焼き、あと生のリンゴの千切りを巻きます。生リンゴの食感と甘酸っぱい味が、香り箱のカニの風味と合って美味しかったです。 試食もさせていただきました。鰯のつみれには、香り箱をあんかけとして使っています。色どりも綺麗です。 美味しかったです! ご馳走様でした。 素敵なイベントに参加させていただき、ありがとうございました。 スギヨさんは「香り箱」以外でも練り製品を主として色々な商品を出しています。 6年前から能登半島の能登島で自社農場もしているとお聞きしました。ここで作った野菜は、自社工場で加工されさつま揚げ等の材料になるそうです。又、食育にも力を入れているようです。能登の農場からとれた大きなかぶをいただきました。「香り箱」とあわせて、簡単なお料理作ってみました。「かぶと香り箱の甘酢漬け〜ほんのり柚子風味」(材料)かぶ 300g程塩 小さじ1/3杯A(酢 大さじ1, 柚子の絞り汁 大さじ1/2, 砂糖 大さじ1、 塩 少々)香り箱 6〜7本程柚子の皮 少々(作り方)? かぶは薄くスライスして塩をまぶしてしばらく置く。水気を絞る。? 柚子は半分にして絞り汁を取る。 皮は黄色の部分を千切りにする。 *皮の白い部分を入れると苦くなるので、白い部分は取り除き黄色の部分だけ使う。? 合わせておいたAに?を入れ混ぜ、香り箱も手でほぐし混ぜる。 柚子の皮も混ぜる。 優しい味わいです。柚子の風味に香り箱が良く合います。 「香り箱」は本物のカニに近い上品な味わいなので、他の素材の味を活かしながら、色々な料理にも合わせられるかにかまと思います。茶碗蒸し、卵焼き、チャーハン、グラタン、パスタ料理・・・。私も色々試してみたいと思います
少人数制料理教室、サロン ド ルージュ主宰。料理講師歴30年程。
料理コンテストでは多数受賞。企業のメニュー開発や商品監修、外部講師、講演会、TVやラジオ出演、コラム、出版等、多々手掛ける。隠れ家レストランも主宰。
2013/12/22