やさい薬膳 料理教室野菜で肌美人になれる ゆるベジ楽膳教室「ベジ楽」
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柑橘類はとても種類が多いです。好みのものをいろいろ組み合わせるのもおすすめですが、今月は国産のものが一気に出回り始める「温州ミカン」「レモン」を中心に組み合わせてみました。酸実が強いので、はちみつで甘みをプラスします。
こんにゃくは身体を冷やす性質がある食材です。今回は、身体を温めるトウガラシ(鷹の爪)を合わせることでバランスをとっています。また、こんにゃくはできれば生芋から作っているものを選びましょう。味も歯ごたえもずっと美味しく仕上がります。
冬野菜を代表する大根は、干しても美味しい野菜です。今回は切った大根を天日干しにした「切り干し大根」を使いますが、茹でた大根を干した「茹で干し大根」で作っても美味しく仕上がります。
炒り大豆を炊き込んだ香ばしいごはんです。仕上げにたくあん漬けを加えます。大豆は薬膳では「平・甘」に分類されます。胃腸をいたわり、消化不良改善に効果があるとされます。現代栄養学の観点からいうと、美肌に役立つ大豆イソフラボンが含まれています。
ゴボウたっぷりの歯ごたえのあるハンバーグです。ゴボウは中医学では生薬に使われるなど、薬効の高い野菜としても知られています。身体を冷やす効果があるので、冷えが気になる方は身体を温める食材(今回はタマネギ)と上手に組み合わせましょう。
水菜は別名・京菜と呼ばれる、京野菜のひとつです。晩秋から冬にかけて美味しい野菜で、生でも加熱してもシャキシャキとした食感を楽しめます。ビタミンCが豊富で、食物繊維もたっぷり。美肌効果も期待できます。
サツマイモのシンプルなポタージュです。
今回は豆乳を使いますが、同量の牛乳で代用もできます。また、豆乳と牛乳を半量ずつ混ぜても美味しくいただけます。
ちょっと固めに説いてトーストに沿えても。いろいろとアレンジしてください。
サツマイモは煮崩れてしまうと、料理全体が芋味になってしまいます。
それはそれで美味しいのですが、今回はあえて芋の風味を独立させるために最初に焼き付けてから調理します。
サツマイモは動物性タンパク質との相性も抜群です。
サツマイモとアンチョビ。
意外な組み合わせに感じるかもしれませんが、「甘い」と「塩辛い」の組み合わせはゴールデンコンビです。
ニンニクとアンチョビもゴールデンですが、塩分を摂りすぎないよう食卓全体でバランスをとるなど加減してください。
都内出版社で編集者として料理に約10年かかわった後、独立。その後、ライターとして「食」に関わりながら、料理教室を開いています。
娘がアレルギーをもっていたことから、食生活を変えて今まで卵・乳不使用、野菜中心のごはんを作っています。さらに、編集者時代に学んだ薬膳料理の知識を加え、野菜中心のオリジナル料理を提案しています。ワンプレートで絵を描くように作る「らく膳」料理でもっときれいになりましょう。