イタリアで牡蠣料理と言うと、生食かこのようなグラタンのみ。ベシャメルソースを使うものもありますが、こちらのタイプもよく見られます。
春の岩ガキは冬に蓄えたうま味と栄養がたっぷり。
簡単でおもてなしにピッタリです。
【1】
殻付き牡蠣の蓋をあけて身を取り出す。蓋の隙間に古いディナーナイフなどを差し込み(私はパルミジャーノレッジャーノチーズ用のアーモンドナイフを使います)蓋と身をつなぐ貝柱を切り取るようにナイフを動かす。下側の貝柱も切り取るようにして身を外す。
【2】
外した身にレモン汁、オリーブオイル、みじん切りの玉ねぎ、すりおろしたニンニクと刻んだアンチョビを加えて15分程マリネして、殻に戻す。
【3】
マリネ液にパン粉と織刻んだパセリの半量を加えて混ぜ、牡蠣の上に乗せる。
【4】
180℃に予熱したオーブンで15分焼く。
粗挽き黒コショウと残りのパセリを散らし、レモンを添えて頂く。
岩ガキでない場合は小さなココットに入れて、牡蠣のうま味を逃さないようにしましょう。
牡蠣を焼く時にスープがこぼれないように、アルミホイルを丸めて置いたり、粗塩を敷く等しましょう。
牡蠣は生食用でなく加熱用を使うほうが、うま味が強いです。
Solare 久恵:La Cucina del Sole(兵庫県 神戸市長田区 若松町)
神戸在住。心はシチリア人。イタリアソムリエ協会認定ソムリエ、日本チーズプロフェッショナル協会チーズプフェッ…(全て読む)
2024年11月21日 【クスパ 運営会社変更のお知らせ】
|
このレシピへ感想を投稿する