柑橘の実をおいしくいただいたら、残った皮で作ってみましょう。
少し時間はかかりますが、できあがりは格別です。
このレシピでは甘夏を使ってますが、伊予柑やデコポンなどでも同じ要領で作れますよ。
【7】
鍋に【6】の皮、計ったグラニュー糖、かぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で20~30分、水分にとろみがつき、皮がつやっぽくなるまで煮詰める。
ざるにあげ、余分なシロップを拭き取る。
このときシロップは煮詰め過ぎないように。
【8】
オーブン用シートを敷いた天板に【7】を重ならないように並べる。
100℃に予熱したオーブンで20〜30分加熱する(湿り気が残る程度で取り出してください)。
オーブンから取り出し、シートのまま粗熱を取る。
【9】
ポリ袋にグラニュー糖を大さじ2〜4(2〜4は使う柑橘の個数、今回は甘夏を4個使うので大さじ4です)と【8】の皮を入れて、ポリ袋を振ってグラニュー糖をまぶす。
【10】
トレイなどに広げて、一晩おいて乾燥させる。
・【6】の皮は444gなので、グラニュー糖は70%の重さ311g使います。
・【7】の煮詰めのときは、皮はかなり柔らかくなってますので、かき混ぜすぎないように、鍋を揺すりながら煮てください。とろみがつきすぎると、乾きが悪く、べたつきます。
名田 緑:イタリア、フランス料理の教室 LA CUCINA VERDE(愛知県 名古屋市昭和区 鶴舞)
単身イタリアに渡り、現地の料理学校や一般家庭の主婦からイタリア各地の料理を学ぶ。 帰国後、ル・コルドン・ブ…(全て読む)
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